手厚い研修制度が
キャリアアップを
後押ししてくれる

橋田 由樹2010年入社

ビジネスソリューション部 PM事業企画推進課

※所属は取材当時のものです。

お客様にも現場にも感謝される
仕事を目指す

私は現在、プロパティマネジメント事業(以下、「PM事業」という)をJR西日本グループ内に展開する業務を行っています。当社では、お客様が所有する施設の設備メンテナンスや保守管理、施設警備などを請け負っています。こうした業務だけでなく現在お客様が担っておられる建物管理業務も当社にお任せいただくことで、業務効率化やコスト削減が実現でき、ビルの品質向上や収益の拡大が見込める場合は、PM事業のご提案を差し上げています。1つのプロジェクトに要する期間は半年程度。まず、お客様の元に伺ってPM事業の趣旨説明を行い、そこから費用の折衝、契約書及び仕様書の作成・締結をするなど、立ち上げ段階すべての業務を担当しています。

業務の中心は、営業としてお客様のところに足を運ぶこと、お客様からいただいた要望や調整事項を取りまとめること、PM導入後に今の業務をどのように変えていけば最適な運用ができるかについてビルメンテナンス部門と調整を行うことです。お客様はもちろんのこと、ビルメンテナンス業務を担う当社の現場担当者にも「PMが導入されてよかった」と言っていただけるように、どうすれば現在懸念となっていることが解決し、より良いビル管理ができるのかを考え、関係者のニーズを調整しながら業務にあたっています。

面倒見の良い先輩と手厚い
研修制度に支えられて成長できた

2010年に新卒で入社後、最初に配属されたのは新大阪の設備管理センターでした。先輩は教育熱心ないい方ばかりで、当時の現場での経験が私のキャリアの基礎になっています。特に印象に残っているのは、教育担当だった先輩に言われた「先輩であれ上司であれ、間違っていると思うことがあったらちゃんと伝えなさい」という言葉です。それまで、新人社員は先輩の言葉に従うべきだと思っていました。しかし、当時私が働いていた現場では、間違った設備のメンテナンスを行った場合、人が危険に巻き込まれてしまいます。そうした危険を未然に食い止めるためには、上下関係など気にせず意見を言うべきだと教えられたのです。その教えに従って実際に私が発言をした際には、他の先輩方も私の意見をちゃんと受け止めてくれました。社会人人生の始期にこうした教えを受けられたことは、幸運だったと思います。

私は文系でありながら設備部門に入社したので専門知識は無かったのですが、教育体制が整っているので戸惑いなく業務に慣れていくことができました。特に役立ったのが、私が入社2年目のときに始まった社内のOJT支援のしくみです。3級と2級があり、3級は昇降機・電気・消防・給排水など現場にある設備の理解を深めること、2級は工事管理を行えるようになることが目的です。3級は、毎月講師から与えられた課題について調べて提出するだけでなく、修了試験では試験官が現場に来て、「君の現場にあるこの設備には、どのような機能があるのか説明してください」と聞かれて答える試験などもありました。また、2級は実案件の対応をしながら工事の工程を学ぶものだったので、2年間で3〜4件の工事を経験しながら知識を身に付けていきました。手厚い研修体制で社員の成長をバックアップしてくれる点はありがたかったです。

より大きな仕事を任せられるポジションを目指して

最近はさらに研修が拡充しています。つい先日は、上司から「もう10年目だし、そろそろ主任になる頃だろう。こんな研修があるから受けてみるか?」と勧められて、今後社員マネジメントを行うことが期待される社員向けの研修に参加しました。研修は1泊2日とみっちりで、マネジメントを行う上での心構えや必要なスキルセットを学ぶものでした。研修のスタイルも座学ではなく、JR西日本グループで私と近い年齢・職責の方が集まってディスカッション形式で行われたので、いい経験になりました。社内の資格取得支援制度の対象資格も年々広がっており、合格したら受験費用を負担してくれたり資格手当が付いたりすることも、社員のスキルアップのモチベーションアップに繋がっていると思います。

入社時に会社から伝えられた、「君たちには、将来会社をリードする立場に就いてくれることを期待している」という言葉が印象に残っています。今は主任の一歩手前という立場で、まだまだ経験を積んでいかなければなりません。しかし、組織で働く以上はより大きな仕事を任せてもらえるポジションに就きたいという思いがあります。今はPM事業の展開に携わっていますが、将来的にはもっと根幹にある“PM事業のあるべき姿”を考え、作っていけるような仕事に携わっていきたいです。

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