大規模な警備を
統率できるやりがいと
達成感を感じる日々

手島 基行2007年入社

大阪支店 警備課 主任

※所属は取材当時のものです。

大規模な警備を遂行するための
準備を手掛ける

私は大阪支店の警備課で、臨時警備の受注・発注業務を担当しています。建物に常駐して防災・防犯管理を行う常駐警備に対し、特定の目的などのイベント毎におこなう警備を臨時警備と呼びます。当社の臨時警備の主なクライアントは、JR西日本です。そのため、JR西日本の主要駅でのテロ警戒警備やUSJ・京セラドーム・大阪城ホール等で開催されるイベントやコンサート、花火大会開催時の周辺駅の警備などを担当しています。2019年はG20大阪サミット2019などの大型イベントの警備も担当しました。

臨時警備の発注の多くは協力会社への再委託となり、警備内容に応じてどのような警備員を配置するかも変わってきます。たとえば大勢を交通整理しながら素早く誘導することが求められる場では若手で声の通る警備員を配置したり、女性比率が多い現場には女性の警備員を多く配置したり、接客機会が増える場合には物腰が柔らかく安心感を与えられる年配の方の配置を依頼しています。まずは、私自身がクライアント側のニーズをくみ取り、よりよい最適な警備体制にするにはどうすればいいのか考え、協力会社の教育担当の方と共有しています。その内容を実際に配置される警備員へ周知・教育していただくように努めています。

トラブル無く終えられたときに
得られる達成感と自信

直近で担当した一番大きなプロジェクトは、やはりG20大阪サミット2019です。1日あたり約500人の警備員を約2週間動員するという今までに経験の無い規模でしたし、かつ緊張感のある現場ということで、警備課一丸となって取り組みました。期間中は警備員が予定通りに配置されているかを確認したり、困りごとが発生したら現場に駆け付けたりと、早朝から深夜まで対応を行いました。無事、大きなトラブル無く終えられたときには、ものすごい達成感を感じると同時に、自信も付きました。当社が担当する臨時警備は、規模や社会的影響力の大きなイベントに関係する内容が多いためプレッシャーを感じるのですが、同時に毎回大きなやりがいも感じています。

当社に入社する以前は、マッサージ店や飲食店で働いていたため、サービスを提供するとすぐにお客様から「力加減はちょうどいいです」「おいしい」「ありがとう」といった言葉で評価していただいていました。一方で、今の仕事は評価されるまでに時間が掛かる仕事です。けれど、日々の積み重ねが大事になりますし、たとえ1つ失敗をしてしまったとしてもリカバリーできる時間が十分に持てるメリットもあるので、そのあたりはコツコツ型の私の性格と合っているように感じています。

より良いキャリアをサポート
してくれる環境がある

3年前から大阪支店警備課に勤務していますが、それまでの10年間はJR大阪駅のサウスゲートビルディングにて警備員に勤務していました。まさか現在のような業務を担うことになるとは夢にも思わず、「これからも現場一筋で、警備隊長を目指すキャリアになるだろう」と思っていました。しかし、上司が私の適性を見て、「支店への異動を目指してはどうか」と声を掛けてくださり、今のキャリアに進むことができました。警備員未経験で入社し、こんなに長く当社で働けるとは思っていなかった私ですが、働く中でお客様のお役に立てる警備業務にやりがいを感じるようになりました。また、ビルの安全・安心は設備管理や清掃などさまざまな業務によって、成り立っているのだということを知りました。そして、素晴らしい上司との出会いに恵まれて今の自分があります。これから当社に入社される方も、最初から高い目標などは持っていなくても大丈夫です。きっと、働く中で意識が変わり目指したいキャリアを見つけていけると思いますし、それをサポートしてくれる環境があります。

ここ1年ほどは主任として、まずは自分から残業時間の削減や年次有給休暇の積極取得に取り組みながら、警備課の働き方改革を進めてきました。今はまだ自ら現場に出るプレイヤーとしての比重が高いのですが、今後は後輩を導いていけるような役割にならなければいけないとも感じています。先輩方から教えていただいたことを後輩に受け継ぎつつ、後輩が仕事を進めていきやすい土壌を作っていきたいです。

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