人の役に立つ喜びを
日々実感しながら
地元の安心・安全を守る

山田 義行2017年入社

金沢支店 とやマルシェ警備隊 警備班長

※所属は取材当時のものです。

駅近辺の安全・安全の確保を担う

2015年の北陸新幹線開業と同時に新幹線高架下にオープンした商業施設「とやマルシェ」を拠点に、JR富山駅近辺の警備業務に従事しています。とやマルシェ以外では、富山駅の北陸新幹線ホーム・コンコースの巡回や監視を行っています。12両ある北陸新幹線のホームの端から端までを行き来しながら、ゴミ箱、線路内、架線、防火設備、柵の施錠等の異常の有無を作業指示書に添って確認します。乗降されるお客様の誘導をすることも多く、発車間際に階段を駆け上がって来られる方を列車扱いの駅員に合図し、お客様の事故の未然防止も私たちの役割です。また、富山市から委託されて富山駅自由通路・南口広場の巡回、立哨も行っていますので、JR西日本や富山市も私たちのクライアントになります。北陸新幹線が開通して富山駅前の景色も様変わりしました。観光客やビジネスマンの利用客も大幅に増え、より一層警備の重要性が増しているように感じます。

企業理念にも「安全・安心の確保」とあり、事故を防止して安全を守ることが私たちの一番の役割である一方で、イメージしていた以上に警備員の役割が多岐に渡ることを入社して知りました。駅構内を巡回しているとお客様にトイレや喫煙所、ロッカーの位置を聞かれますし、近隣のホテルや高速バスの乗り場を尋ねられることもあります。路線ごとのバス乗り場やホテルの場所を覚えるなど努力も必要ですが、お客様に速やかに適切なご案内が出来、感謝の言葉をいただけた時は嬉しく思います。

警備の仕事は想像以上に奥が深い

以前は東京で証券会社の営業マンをしていましたが、家庭の事情もあり地元の富山県に戻る決断をしました。転職先は前職と同じ業種と迷いましたが、未経験の警備の仕事に魅力を感じました。理由は①他業種でもこれまでの経験を活かし、接客に携われること。②北陸新幹線が開通して、地元・富山の玄関口としての役割もより強まった富山駅で働くことはやりがいがありそうだと感じたこと。そしてJR西日本グループというブランドの信頼感などが決め手となり、入社を決めました。当時はまだ合併前でジェイアール金沢警備保障という会社名でした。(2019年4月にジェイアール西日本総合ビルサービスと合併)

働き方としては、月曜から金曜まで働いて土日に休む週休2日制から、シフト制で夜勤もある仕事に変わり、仕事のリズムに慣れるまでは少し時間が掛かったように思います。ただ、業務を覚えるプロセスは、まず先輩に付いて教わり最終的には独り立ちしていくというもので、周りも未経験で入社された方が多いため戸惑いはありませんでした。正直、入社前は警備員の仕事は同じことを繰り返す単純作業のような側面が強いイメージでした。しかし、実際は仕事の幅も広く、想像以上に奥が深い。自分が動くことで、人の役に立てて喜んでいただける仕事です。証券会社の営業マンだったときには、「担当するお客様のお役に立てるように」という意識で仕事をしていましたが、今は「JR西日本を利用されるお客様、とやマルシェでお買い物をされるお客様、駅付近を通行される方のお役に立てるように」という意識に変わり、多くのお客様の安全・安心を守る警備の仕事を通じて、地元・富山に少しは貢献できているのではないかと感じています。

「人の役に立ちたい」という
思いが叶う仕事

富山市はこれから、路面電車の南北接続が開業し、とやマルシェが増床して新たなテナントがオープンしたりと、まだまだ変化を迎えます。それに伴い、私たち警備業務の範囲も広がり新たに対応すべき業務も出てくると思われます。新しいことを覚えるのは大変ですが、変革をチャンスと捉え、警備班長として先頭に立ち、チームを引っ張って行きたいと考えています。

そして、ぜひ異業種から警備員に転職する方が今後、増えてほしいと願っています。警備員は、お客様やクライアントと接する機会が多く、一般的に想像されている以上にコミュニケーション能力が必要な仕事なので、お客様と接する中で仕事の喜びを感じる方や、人の役に立つ仕事をしたいと思う方には向いているかもしれません。そして、どんな仕事にも共通することですが、目の前の仕事に対して真摯に向き合う姿勢があれば大丈夫です。とある上司が、「毎日『今日はこれを覚えよう』『今日はこの業務に一生懸命取り組もう』という心掛けを持って1日を過ごしてください」と話していた言葉が印象に残っており、私もその言葉を胸に日々の仕事に励んでいます。そうした前向きな姿勢を持った方なら、当社で警備員として活躍できると思います。

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